スケジューリングの重要性
時期はいつ?最適なスクールは?
介護職員実務者研修を取得するには、最短で6ヶ月の期間が必要です。介護職員初任者研修などの有資格者は受講時間を軽減することは可能ですが、ゼロから始めるからといって、諦める必要はありません。資格取得後、自分がどうなりたいかも含めて、計画的にスケジューリングすれば問題なく修了できます。スケジュールを組む上で、どういったタイプのスクールを選ぶかも重要です。最近の傾向としては、通学講座と通信教育がセットになったタイプのスクールが多いです。働きながらの資格習得を目指すなら、より現実的な選択肢と言えるかもしれません。
仕事と資格取得を並行して行なうなら、最小限の通学講座で一部の講座と実習について学び、あとは自宅でレポート作成し、講師から添削指導を受けるというのが、移動等の負担が少なく勉強時間の確保がしやすいです。ただ、全受講時間を通学して直接講師から学ぶ方法も選択肢としてはあります。都度疑問に答えてもらえるという利点以外に、勉強に集中できる環境と同じ境遇の仲間がいるので、そちらを選択する方も決して少なくありません。
理想的なスケジューリング
今回は、通学講座と通信教育がセットになったプランを中心に理想的なスケジューリングを組むためのポイントを探っていきます。まず、実際に通学しないといけない日数ですが、大体9~10日程度が多いようです。これくらいの日数であれば、働きながらでもなんとか調整して通えそうです。通信教育については、夜帰ってきてから少しずつやるかたちですので、十分取り組むことができます。あとは開始時期ですが、転職を考えている場合は、目的の求人が出やすい時期や次の目標の国家資格である介護福祉士の試験時期から逆算すると目標が明確で、モチベーションを維持しやすいです。通信教育部分を具体的な例で説明すると、自分が週5勤務の休みが2日あった場合、通信教育の時間がトータルで405時間、6ヶ月180日の期間で、平日1時間、休日は、5.4時間という時間配分でできます。また、週末集中して勉強するやり方でも、十分対応できることが分かるかと思います。
このように、介護職員実務者研修はきちんとスケジューリングを行なえば、資格取得のためにわざわざ休職する必要もなく、働きながら取得できる資格といえます。
スケジューリングまとめ
介護職員実務者研修を取得する上で重要となるスケジューリングについて紹介しました。きちんとスケジューリングさえ行なえば、働きながらでも取得できるのが介護職員実務者研修です。また、どういったタイプのスクールが自分に合っているかを見極めて計画を立てれば、無理なく自分のペースで勉強できます。ぜひ参考にしてもらい、自分にとっての理想的なスケジューリングを考えてみてください。
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