資格は介護職員実務者研修の他にも様々なものがある

介護に関する資格を紹介

介護職員実務者研修は取得すると応募できる求人の幅がグッと広がる資格の1つです。ただ、合わせて持っていると仕事の幅がさらに広がり、より専門性の高い職種に就くことができます。資格ランクとしては、上位に位置する国家資格もありますので主な業務内容だけでも知っておくと将来役に立つかもしれません。様々ある資格のなかでも、主なものを紹介します。

介護福祉士

介護業界でまず目指すべき資格です。国家資格ですので、取得すればワンランク上の人物として見てもらえる場合が多いです。取得には様々なルートがありますが、実務経験3年以上と介護職員実務者研修を持っている方が受けられる場合が一般的です。資格取得に役立つ書籍をあわせて紹介します。

重要なところはフルカラーで見やすく分かりやすい、正に教科書とよべるテキストです。 みんなが欲しかった! 介護福祉士の教科書 2017年

ケアマネジャー

介護施設を利用される方へトータル的なケアプランを提供できる職種であり、その職種に就くための資格です。実務経験が5年以上必要で、介護施設で働いて取れる資格としては、最も上位に位置します。責任が伴う重要なポジションですので、その分給料が優遇される場合が多く、一般的な介護職員と比較すると5～10万円ほど高いと言われています。こちらも資格取得におすすめの書籍を紹介します。

出題されるところを重点説明していて分かりやすく、Kindleがあればすぐに読めます。 福祉教科書 ケアマネジャー 完全合格テキスト 2017年版

社会福祉士

福祉に関連した相談員を行なうために必要な資格で、一般的にはソーシャルワーカーとも呼ばれています。福祉の制度は利用される方に分かりづらいものも多く、そうした利用者の不安を解消するための助言や援助をするのが主たる業務です。社会福祉士になるには、4年制大学を卒業する場合が多いです。通信大学でも受けられ、費用的にも安価です。

手話通訳士

聴覚障碍者の方などを手助けする大事な仕事であり、資格です。3年の実務経験を経て試験を受けて取得するかたちとなります。専門性が非常に高く、やりがいのある仕事です。

精神保健福祉士

主に精神に疾患を持っている方の社会復帰に向けての手助けをする仕事であり、資格になります。資格を取得するメインルートとしては、4年制の福祉大学を卒業して取得することが多いようです。ただ、職種としては、専門性もそうですが、一定の精神疾患を患ってしまうリスクを伴う側面があります。やりがいはもちろんありますが、同時にタフさも求められ、きちんと考えた上で資格取得することが重要です。

様々な資格まとめ

福祉に関連した資格は様々あり、より専門性が高いものが多いです。なかには資格は取れても、業務に就く際のリスクをきちんと考えないといけないものもあります。難関ではありますが国家資格を取れば、介護業界への道もより明るくなりそうです。キャリアプランを立てるときにはぜひ参考にしてみてください。