介護職員実務者研修を活かして介護職でやりがいを見つけよう

介護職のやりがい

楽しい、嬉しいという喜びや感動が人をやる気にさせます。もちろん、大変で苦しくなることもあるでしょう。でも、喜びや感動があるからこそ仕事にやりがいを持てると思いませんか。仕事のやりがいってなんだろう？と漠然と聞かれたときに思うことってなんでしょうか。きっと、人それぞれに思い浮かべることが違うのだと思います。そこで、今回は介護職にとってのやりがい、魅力とはなにかを紹介したいと思います。

ありがとうの一言

「ありがとう」のある職場は、とても素敵な環境です。ありがとうは、誰かに言われても自身から発しても喜びと温かみを感じる言葉です。そんな言葉をかけていただけるのが、介護の仕事です。介護の対象者は、高齢者の方々です。日常の介助や生活支援など、手助けをすることが主な仕事と言えます。そういった日々のなかで、高齢者の方からのありがとうの一言がお互いの自然な笑顔を作り出していると思います。これは、何にも変えがたい嬉しさになり、やりがいにつながっていくものです。

かけがえのない仲間

介護の仕事は、職場となる施設へ出勤し、日々の業務を行います。一緒に仕事をする仲間は、同じ施設の職員になります。もちろん他の仕事も同様ですが、職場ではチームワークが欠かせないものです。他の仕事と介護の仕事での違いは、対象が人であるというところです。対象になるのは基本的には高齢者になるかと思います。施設に入所しておられる方や訪問介護先の方などの日常的なお世話をすることが主で、食事や入浴、排泄などお世話する内容は幅が広いです。そのなかで、色々な葛藤が生まれることでしょう。そんなときに、同じ職場で働き同じ悩みや苦しみを知っている仲間はなによりも大切な存在です。協力しあい、助け合いながら業務を進めていきます。共に戦う戦友といった感じになるでしょう。

出会いは最高の学び

人生の大先輩である高齢者の方々は、それぞれの方が各々の人生を歩んで来られています。介護の現場では、会話も欠かせない仕事の1つです。会話のなかから学びとれることは、自分にとっても貴重な時間になります。介護の仕事だからこその環境と言っても過言ではありません。人生の先輩から話を伺うことができ、今の自分の仕事に活かしていけるかもしれません。これは、貴重な時間です。そしてこの先、日本は高齢化社会になっていくでしょう。介護という仕事は、今以上に重要なポジションになります。将来の社会への貢献度は非常に高い仕事です。